思ったことver.1.4
こんにちは、ヨミ君です。
写真は一昨年?去年?に行った長野?かな?
めちゃくちゃ曖昧だけどその辺のスキー場に行った景色です。
死ぬほど楽しかった。
今日は本屋を巡っててこんな本を見つけました。
コーチングのプロが教える「ほめる」技術
その中の一文を引用すると、
「安心したいのです、みんな。 そして、安心したいという究極の欲求を満たしてくれた人に対して、人は絶大な信頼を寄せます。その人のリクエストには答えてあげたい、そう思うのです。なぜならその人の期待に応えれば、またあの安心感が手に入るかもしれないのですから。」
確かに。
なかなか言うことを聞いてくれない子供
指示通りに仕事をしてくれない部下
全体の雰囲気を盛り上げる方法
その多くの場面で褒める行為はよく使われる手法であり
人を動かす上で手っ取り早く楽に相手を操作できる方法だなと思うし
実際、誰しも自分にかかる負担やストレスから解放されるために
安心材料を求めるのも心理的な問題として「褒める」行為は有効なのかなとも思う
でも時々疑問に思うんだけどこのやり方、いつまで続くんだろうか。
例えば、年上の部下に褒める行為は効くのかな
自分が一番この人に好かれてると思ってる人が、目の前で別の人を褒めてる瞬間を目撃したとして、これからも褒められることになんの疑いもなく素直に喜び、受け入れてくれるだろうか。
褒める行為はどこか、人を下に見ている気がしてならない
上のものが下のものを従えさせるためのもの
そんなイメージがある。
でも上下関係の世界で生きていく人にとってはいいのかもしれない
僕がこの本書を見たときに疑問に思ったのは、横のつながりで生きていこうと思ってるからかもしれない
もちろん人によるものだし、各々好き勝手思って生きてるだろうけど
人の存在価値に上下を設けて、上の者が下の者を操作するってなんかおかしくないですかね
上の者には上の役割があって、下の者には下の役割がある
各々役割が違っているだけでそこには例えば偉い偉くないとかはないわけですよ
だからこそ上下関係は誤解されがちなんだけど特権階級でもなんでもないよねって話
じゃあ横のつながりって何よってことだけど
例えば人の役割的に上下はあるじゃないですか
責任の重さとかもそうだしやるべき事が違ったりとか。
でもそこに人間としての価値や尊厳ていうのは平等なはずじゃない?
っていう
人としての価値基準は持ってる責任の重さとか、身につけてるブランドだとか
年収ナンボのステータスとか、そんなんじゃないよねってことですよ
上司の言うことは無条件で従うべきとか言ったらもうその人の下につく人高確率で思考停止して自分で考えない人になっちゃうやんけwwwwwwみたいな
能力が優れているから偉いとか、能力が劣っているから使えないとか
それも適材適所ができない言い訳だし劣ってる人のせいにしてますよね?みたいな
結構行き当たりばったりなやり方になりがちかなと思うんですよね
個人的には人の価値も尊厳も変わらない、平等なものだと思うし
スタート地点もみな最初は同じ場所にいたんだから
そこに上下は作らなくていいじゃない。
褒める行為は一時的に相手を喜ばせ、モチベーションを上げてくれる効果があります
絶大なモチベーションだけど、そのモチベーションは次に褒めてもらうためのモチベーションでしかありません
つまり、褒めてもらえなくなったら一気にモチベーションが下がると思うんです
人を下に見て操作し、依存させないと引き延ばせないモチベーションは健全じゃないかなと思います
ならば相手がしてくれたことに感謝をするというのはどうでしょう
褒めたり、怒ったり相手を自分に依存させるやり方じゃなく
自分がしたことで感謝される、自分に自身が持てるやり方はどうでしょう
仕事ならば業務を覚えるのは社会人として当然です
それが仕事ですから。
でも誰しも自信があるわけじゃない
その自信があるわけじゃないって経験をしたことがあるのなら
誰に対してでも思いやりを持てるんじゃないでしょうか。
仕事でも勉強でも教育でも恋愛でも人生でもなんでも
ほんの些細な行動1つ1つに感謝を伝える事はできるんじゃないでしょうか
人は自分が教えられたようにしか人に教えることができない
なんて言葉がありますけど違いますよね?
それは何も考えてない人の考えだと思います。
自分がされた体罰にも似た辛い教育は誰だって自分の部下に同じような教育をしたくないでしょう
反対に、こんなにしてもらっていいのか、、と思えるような徹底された教育を施してもらったのならば同じように自分の部下がやりやすい環境を整えたいと自分で考えて教育したいでしょう
「ありがとう、助かったよ」
その一言も言えないで誰かを育てられるわけがないと思うんです
今、大切だと思ってる人
これから大切な人になるかもしれない人
大事にしていきたい仲間に対して
「褒める」よりも「感謝」することを意識してみてはいかがでしょうか